日本人は世界的にも食塩摂取量が多く、高血圧になりやすいといわれています。
高血圧は放置すると脳卒中や心筋梗塞を引き起こし、寝たきりの原因にもなる疾患です。
だからこそ、「塩と高血圧」の関係を理解することが大切なのです。
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塩の摂りすぎは、高血圧の主な原因!
塩と高血圧の関係
塩の摂りすぎは、高血圧の主な原因です。
食塩は、動物が生きていくために必要不可欠なものです。人類の先祖が3億年前に海から陸上に這い上がってきた際に、ナトリウムをからだの中に貯えるしくみを備えました。そのおかげで人を含めて動物は、少しの塩でも生きていけるのです。
ところが人は食塩の美味を覚え、しかも現代では食塩を容易に入手できるため、過剰に摂取するようになりました。
食塩摂取量の多い人ほど高血圧になりやすく、日本人に脳卒中が多いのも食塩摂取量が多いためと考えられます。

食塩摂取量の多い日本人
日本人の食塩摂取量 : 1日11g*1
日本人の食塩摂取量は以前に比べて減ってきていますが、ここ数年は横ばいです。

日本人は世界的にみても食塩摂取量が多く、今でも1日約11g*1くらい摂っています。

減塩目標:1日6g未満*2
減塩目標は1日6g未満*2です。
- *1:平成21年国民健康・栄養調査結果の概要
健康局総務課生活習慣病対策室 - *2:日本高血圧学会.高血圧治療ガイドライン2009
高血圧ってなに?
血圧とは?
心臓は、ポンプのように拡張と収縮を繰り返し、酸素をたくさん含んだ血液を全身の血管に送り出しています。送り出された血液が血管内を流れるときに血管にかかる圧力が血圧です。

高血圧の定義は?
収縮期血圧140mmHg以上、または拡張期血圧90mmHg以上の場合が高血圧です。


- 収縮期血圧が130~139mmHg、または拡張期血圧が85~89mmHgの場合を言い、共に将来そのほとんどが高血圧になることが分かっています。
高血圧の患者数は?
日本では、約4,000万人が高血圧です。30歳以上の日本人男性の51.7%、女性の39.7%が高血圧であると言われています。

高血圧がもたらす病気
高血圧が続くとどうなるの?
血管にかかる高い圧により、全身の血管や心臓、腎臓に負担がかかり、動脈硬化などを起こします。動脈硬化でもろくなった血管が破れたり詰まったりすると、脳卒中や心筋梗塞、慢性腎臓病になる恐れがあります。

脳の血管が破れる脳出血と脳の血管が詰まる脳梗塞があります。日本は世界の中でも脳卒中が多い国です。回復後も麻痺が残ることが多く、寝たきりの原因の第1位でもあります。
心臓の血管が詰まり、血液が届かずに心臓の筋肉が死んでしまう病気です。
尿の異常や腎機能の低下が慢性的に持続する病気です。最初は無症状のため気がつかないことも多いのですが、進行してしまうと人工透析や腎移植にいたる場合もあります。

寝たきりの原因
2002年の国民生活基礎調査の結果より、寝たきりの原因として1番多いのは脳血管障害となっており、高血圧を放置すると脳血管障害を起こし寝たきりになるリスクが高まるといえます。

血圧を下げる3つのポイント
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医師による治療を受けましょう
減塩や運動などの生活習慣の修正で目標血圧に達しない場合、お薬による治療が必要になります。

- お薬を使って目標血圧まで下げることにより、脳卒中・心筋梗塞・慢性腎臓病などの病気を防ぐことができます。
また、高血圧の治療薬には塩(ナトリウム)を排出するタイプのお薬もあります。
かかりつけ医にご相談してみましょう。

- 日本高血圧学会では、年齢や持病によって降圧目標を設けています。降圧目標をめざして、まずは減塩、次に運動、それでも未達成の場合はお薬を使って、しっかり血圧を下げましょう。











